『宫本武蔵』(みやもとむさし)は、NHK総合テレビで1984年4月4日から1985年3月13日まで放映されたテレビドラマ。NHK新大型时代剧の1作。全45话。
吉川英治の小説『宫本武蔵』を原作とし、剣豪宫本武蔵の青年时代から巌流岛の决闘までを描いている。原作にほぼ忠実に添い、それまで映画?テレビドラマ等で映像化されなかったエピソードなども多く拾い上げられている。さらに、脚本担当の杉山义法は「タケゾウがムサシになるまでを青春编としてジックリ描きたかった」ので原作の「地の巻」部分を意図的に膨らませ、また1971年の大河ドラマ『春の坂道』(原作:山冈荘八)の脚本を担当したこともあって柳生宗矩に対する思い入れがあり、この『宫本武蔵』では宗矩を原作以上に频繁に、かつ重要な役どころで登场させている(当时『春の坂道』の映像が全く失われていた、とされていたことも影响している)。剧中に「大和の蛙」などの『春の坂道』の作品世界を彷彿させる言叶が登场するのはそのためである(昭和60年8月7日「宫本武蔵 総集编 第一回「恋の千年杉」放送に先駆けておこなわれた「プレマップ」内インタビューによる)。