高度経済成长を支えた基干産业?造船。戦后、一代で大造船所を筑き上げ、造船不况下でも大型船建造の梦を捨て切れず、経営と人生のカジを误った男の挫折を描く。舞台は神戸。藤尾(芦田伸介)の経営する造船所は倒産寸前。が、発注もない船をふくると譲らない。长男の旭(堤真一)は、このこだわりの理由を探ろうと父の故郷?小豆岛へ。そこで知ったのは、父が「船」のために子をなしながらも捨てた女(中村玉绪)の存在だった。その子とは…。やや遅いテンポが気になる。